【読書感想ブログ】宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み

参考書籍

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FFS理論?

人によってストレスになる要因は異なります。つまり、環境や刺激に対するとらえ方は人それぞれということです。

その感じ方やとらえ方を5つの因子に分類して、自分を理解することができるのがFFS理論になります。

5つの因子

FFS理論で定義されている5つの因子は以下の通りです。

  • 凝縮性 → こだわりが強く、他人に流されることが少ない、頑固者
  • 受容性 → 優しくて面倒見がよい。経験豊富な場合は頼れる存在
  • 弁別性 → 合理的で計算的、ドライな性格
  • 拡散性 → 活発で行動力があるが、飽きっぽい
  • 保全性 → コツコツタイプ。慎重であるが故行動が遅い面も

自己診断

この書籍には簡易自己診断もついていて自分がどの因子が高いかを知ることができます。

この書籍では診断で点数化された因子の上位3つが自分の因子として考えるようです。

日本人に多い因子

上位1,2番目に受容性がくる人の割合が日本人は64%、その次に高い因子が保全性と拡散性です。

凝縮性

他人から見たポジティブな面

  • 決断力があってグイグイと推進している
  • 責任感があって、頼んだことも最後は自分で引き受けている

他人から見たネガティブな面

  • 独善的
  • 支配的
  • 排他的

ストレスと感じる物事

  • 頭ごなしに否定されること

受容性

他人から見たポジティブな面

  • 柔軟な対応力で成果につなげている
  • 面倒みよくかかわって、気配りしながら動いてる

他人から見たネガティブな面

  • 介入的
  • 自虐的
  • 逃避的

ストレスと感じる物事

  • 反応がないこと、役に立っていない時、存在がないがしろにされること

弁別性

他人から見たポジティブな面

  • 最短距離で無駄なく淡々と進めている
  • 判断は合理的で、結論を出すのが早い(情報がない時は、判断しない)

他人から見たネガティブな面

ストレスと感じる物事

  • 理不尽さ、割り切れない状態、感覚的な時

拡散性

他人から見たポジティブな面

  • 大胆な発想で変革を進めている
  • 誰もしないことを平気でやっている

他人から見たネガティブな面

  • 衝動的
  • 破壊的
  • 攻撃的

ストレスと感じる物事

  • 動けない状態、拘束されること、団体行動を強いられる時

保全

他人から見たポジティブな面

  • きちんと計画通りに進めて、精度は高い
  • みんなができることを、自分もできるようにしようとする

他人から見たネガティブな面

  • 追従的
  • 妥協的
  • 拒絶的

ストレスと感じる物事

  • 明確な指針がない時、先が見えない時、急な変更

ストレス

ストレスが適切にかかっているときは、反応・行動の良い面がでるが ストレスが少なすぎたり、多すぎたりすると、因子の悪い面が出てしまいます。

まとめ

自分がどの因子が強く、負荷はどの程度かかっているのかを見極め 適切に行動すれば、人間関係もうまくいくのではないでしょうか?

また、他人についても分析することで、どのように対応すれば ストレスをうまくコントロールして良好な関係が保てるのかも 見えてくるかもしれませんね。