ディスクのパーティションを変更後、Linuxの起動が遅った問題
あらすじ
Virtual Box で初回 10GBで仮想ディスクを組んでしまい、途中で空き容量不足でLinuxが固まる問題が発生したので、仮想ディスク容量を拡張したが、パーティション設定が以前のままで、拡張部分が使えず結局空き容量不足という状態だった。KNOPPIXを入れて、gpartedにてパーティション設定を変更し、再度起動すると空き容量の問題は解決したが、起動時にジャーナルの再チェックが必ず入るようになり、1分30秒待たされることになった。
参考サイト
起動で1分半待たされる問題の解決法! | ウィンドウズにおさらばした文系中高年
原因
パーティション設定を変更したことで、スワップのUUIDが更新されてしまい、/etc/fstab のUUIDと違うことでLinuxが異常を検知してしまい、起動時にディスクチェックが走ってしまうのが問題のようです。
復旧方法
- blkid コマンドでUUIDをチェック
$ sudo blkid
- 表示されたUUIDを /etc/fstab に反映
$ sudo vim /etc/fstab
- 起動時に「gave up waiting for suspend/resume device」が出る場合は /etc/initramfs-tools/conf.d/resumeも更新する
$ sudo vim /etc/initramfs-tools/conf.d/resume $ sudo update-initramfs -u
以上!!