OPC UA の ライブラリが githubに公開されていたので使ってみた

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OPC UA Foundation が OPC UA のライブラリをgithubに公開していました。

OPC UA というのは、IoTのような組み込み系の分野でデータをやり取りすることを主な目的としたプロトコルです。WebSocketなんかが近いのかもしれませんが、もうちょっと分野に特化したプロトコルになっています。私も勉強中なので、詳しくはおいおいって感じです。

 

ここの回答にもあるように、SDKのドキュメントはさほど充実していません。サンプルプログラムや参照実装がいくつかあるので、それを元に手探りで作成していくのが基本スタイルのようです。

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基本的にはgithubからクローンしてきて、Visual Studio でビルドすればサンプルは動きます。ただ、自分で作成したプログラムに組み込むとなると、どう動いているのかが理解できないと使えません。一番シンプルそうなサンプルがNetCoreConsoleClientそうだったので、これを動かしてみましょう。とはいえ、単純にREADMEに記載されている内容を動かすだけですが。

 

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クライアントを動かすためには、サーバーが必要です。サーバーは適当なサンプルを動かしておきましょう。SampleApplications\Workshop\Reference\Server にあるサンプルプロジェクトが適当でいいと思います。ビルドして、動かしておきましょう。

 

サーバーが起動できたら、コンソールから dotnet run <サーバーのURL> を入力し、実行。サーバーの時刻がサブスクライブされて定期的に表示されます。